ネコ3兄妹~その1~

2001年

9月29日

  首輪をつけてお散歩
          けさ、妹に首輪(と紐)をつけて庭に出ることに成功しました。
       室内飼いにした当初は、皆、首輪を嫌がってふりほどこうとばかりしたので、
       私もあきらめていました。妹は、ストレスがじわじわと来るタイプらしく、
       お通じが悪くなって、これは、獣医さんに連れて行かなければと、昨夜は
       予定していました。その前に、試してみたわけですが、今度はすんなり受け入れて
       歩き出しました。黒い土をがりがり掘って、ちょっと色の変わった便が出ました。
       新聞紙では、ひっかきが足りなかったようです。ほっとしました。
       長男と次女も、おとなしく首輪で、久しぶりの風に吹かれました。

9月27日

  ネコの我慢
          3兄妹は、いじらしいほど、我慢してくれています。
       外への窓を、突然閉ざされたことは、彼らには理解できない不条理でしょう。
       信頼していたはずの私が、そうしていることへの怒りも、当然あるでしょう。
       長男は、初めの3日間、トイレが近くなりました。やっと、勢いよくおしっこが出たな
       と思うと、うっすら赤い色をしていたりしました。(血尿?気のせいなら、いいのですが)
       次女は、必死で、窓ガラスをひっかいています。
       うちっこの妹は、一番あきらめが早いように 見えます。
       朝には、早起きして大暴れするのが、3匹の精一杯の発散なのでしょうか。
          1歳の誕生日の前に、不妊手術を受けさせた後に、外に出しましたが、
       初めから、室内飼いにしていれば、こんな思いはさせなかった・・・でも、外での体験は、
       無駄にはならない、ずっと続かないことは残念だけれど、そんな時間があってよかった
       と、自分を慰めています。言い訳に過ぎないかもしれません。

9月23日

  3兄妹、室内飼いに
          町内会報に、ネコの飼い主に対する呼びかけが載りました。
       自由に歩き回るネコに、迷惑を受けている人が多いとのことでした。
       人間の子どもとちがって、しつけがむずかしく、今までも恐縮していましたが、
       思い切って、室内飼いに戻すことにしました。
       ネコたちには、マンションの上の階に引っ越したとでも思って、
       慣れてもらうしかありません。風来坊の次女が、ちょっと心配です。

9月1日

  ネコの腹時計
          ネコは、時計を持っていないので、各自、おなかがすくと遊びから帰ってきます。
       半月前には、ほぼ夕方の5時頃でした。2~3日前からは、長男が4時頃に「ごはん」と
       アピールします。日が短くなってきたのを、鋭く捉えているのかと感心しています。(親ばか?)
       ネコには、秋が来て、冬が来るという知識は、ないと思います。もう2歳なので、猫生経験から
       記憶していることは考えられます。でも自然に、日が短く涼しくなってきたら、たくさん食べるという
       「何か」が働くのでしょう。その「何か」に畏れに似た気持ちを抱いています。

8月16日

  ネコの序列
          人間にはよくわからないのですが、一応体格(体重)順ということになっています。
       一番はっきりするのは、ごはんの時です。これを守らないと、ネコたちの関係に
       混乱が生じるような気がします。

  はじめに
          我が家には、2歳半になるネコの3兄妹(きょうだい・と読む)が住んでいます。
       3兄妹というのは、親友の命名です。
       各自のプライバシーを尊重して、ここでは長男(チャトラ)妹(シャムMix)次女(三毛)と
       呼ぶことにします。
       あまりにも3種3様なので、本当の兄妹なのか、母ネコはどんなだったのかは、
       謎に包まれています。