DIARY~その27~

2005年

  11月7日(月)
          秋も少しずつ深まり、庭の小菊が咲き始めました。
        今日は、立冬です。
          4日には、ピアノの調律師さんが来てくださいました。
       ちょっと、間が空いてしまったので、知らない内に全体的
       に音が下がっていたようで、それで耳が慣れていました。
       見違えるようにきれいな響きになって、喜んでいます。
       帰られる時に、ちょうどカラスが鳴いて、「カラスの鳴き声
       は、一羽一羽違いますね。」とおっしゃったので、音に対して
       アバウトな私は、反省させられました。

  11月4日(金)
          もし、爆風スランプの曲を聞いてみようかな、という方が
       おられたら、アルバム”SINGLES(シングルス)”をお勧め
       したいと思います。私は、今日も、夕食の後のお皿洗いを
       しながら、ヘッドホンで聴いていて、幸福感でいっぱいに
       なりました。好きな歌がありすぎて、1曲選べと言われたら
       困ってしまいます。
          ヘッドホンは、軽くて着けているのが全然気にならない、
       ソニーの製品で、とてもいい音です。耳パッドが、ちゃんと、
       外界の音をシャットアウトしてくれます。

  11月2日(水)
          今日、短歌の入門講座に申し込みました。新しい歌を三つ
       しか作っていないのに、見切り発車です。ゆっくりした歩みに
       なるでしょうが、心から打ち込むことができそうに思います。
       一方、エクセル(表計算ソフト)の勉強は、断念しました。持ち
       合わせのエネルギー量が少ないので、分散したら、何も成し
       遂げられないと分かったからです。この朝のすがすがしさは、
       ずっと忘れないでしょう。

  10月28日(金)
          短歌の入門講座を受けようか、迷っています。「作って
       みなさい」と言われたときに、作れないのでは?と思うの
       です。「詩」の世界に憧れるだけで、翼は持っていないかも
       しれません。なんだか、新しい悩みが増えてしまいました。
       講座を受ける前に、最近の歌を十くらい、用意しておきたい
       です。もう少し、がんばってみよう!すべてのことに、時が
       あるのですから。

  10月21日(金)
          爆風スランプのコンサートですが、チケットぴあで特別
       先行予約が出来ると聞き、火曜日の夜、電話でチケットを
       手に入れました。抽選ではなかったです。今日、発券して
       きました。いい席です。情報って、大切だなと思います。
       アンテナを磨いておかなければ・・・。考えてみたら、
       ”Runner”の時は、私もまだ30代でした。17年前になります。
       青春の歌を歌う彼らに共感したのは、私自身、青春時代に
       やり残したことがあるということだったかもしれません。今は、
       歳だけとって、大人の振りをしています。

  10月18日(火)
          きのう、爆風スランプの再結成コンサート(12/19、20)の
       インターネット先行予約申し込みをしました。抽選です。本当は、
       2日通しで(違う内容なので)行きたいのですが、体力を考えて、
       19日のみにしました。”Runner”以来の、おばさんファンです。
       CDは、全部持っています。青春時代から、好きな歌手は、
       Janis Joplinとか、ユーミン、中島みゆきとかいましたが、
       それは、人から勧められて好きになったのでした。爆風は、
       自分で見つけてファンになったという点が違います。

  10月5日(水)
          おととい、あれこれ考えて、金木犀の短歌を作ることが
       できました。出来の悪い標本のような歌ですが、4年半もの
       間、作れなかった呪縛(じゅばく)が解けたような嬉しさを
       感じています。「詩的凝縮」のある歌を目指して、作っては
       捨てていきたいです。(捨てないで、日記にしまっておくかも
       しれません。)

  10月2日(日)
          今年も、また、金木犀(きんもくせい)が咲きました。短歌が
       作れたらいいのですが、漠然とした体験しかしていないらしく、
       まとまりません。先人の俳句から、二句。
          「行きすぎて金木犀は風の花」  木村敏男
          「金木犀ふりむく季節来てをりぬ」  森川光郎
          (『合本 俳句歳時記 第三版 角川書店編』より)

          10月に入って、5年ぶりの国勢調査があり、道路公団の
       民営化が実施されました。

  9月19日(月)
          昨夜は、月が昇って、9時過ぎの東の空に、大きな赤い星が見え
       ました。インターネットのプラネタリウムで調べたら、やはり火星でした。
       おうし座に位置していました。名月と火星の対比が、とても神秘的
       でした。”Stella Theater Web”~天文ソフト”Stella Theater
       Pro”(シェアウェア)の機能の一部をインターネット上で体験できる
       ものだそうです。

  9月18日(日)
          今日は、十五夜、中秋の名月です。芒(すすき)も、穂を出し始め、
       虫の音をバックに、ぽっかりと冴えた満月の光が照っています。
       風は涼しく、もうすっかり秋です。庭を歩くと、はっきりと影が出来て、
       月の明るさに驚かされます。猫を抱いた影法師を作って遊びました。

十五夜