2006年
2月22日(水)
なぜ、短歌を始めたのか、考えてみました。老後の趣味として、奥が深そう
ということだったのですが、すごい先生と先輩たちに恵まれ、私がここにいて
いいのかしらと弱気になりつつ、私は私でしかないことに、信頼していると
言えそうです。
2月20日(月)
ご存知のように、能の世阿弥の『風姿花伝』に、「秘すれば花」という言葉
があります。短歌や、ホームページの日記で、つたない「われ」を表現しようと
している私にとっては、気になる言葉です。
2月19日(日)
ブーニンの「別れの曲(ショパン ピアノ名曲集)」というCDを、図書館で
借りて、はまっています。収録されている14曲、皆聴いたことがある
ポピュラーな曲ばかりです。ブーニンの演奏は、恥ずかしながら初めてでした。
力強さと、優しい叙情のバランスが取れていて、素晴らしいです。中でも、
ピアノソナタ第2番第3楽章「葬送行進曲」を、繰り返し聴いています。
図書館のCDなので、MDにコピーすればいいようなものですが、このCDは、
是非買おうと思います。「所有したい」という心理でしょうか。自分の一部になった
ような錯覚が生まれるのかもしれません。お金もないし、物が増えると整理が
大変な中、困ったものです。
2月18日(土)
最近、図書館で借りて、読み通せずに返してしまった本があります。
哲学者の方が、身体について書かれた新書なのですが、私には無理
でした。基礎知識が足りないせいだと思います。以前も、尊敬する歌人の
晩年の随筆が、読めませんでした。(入門書は、大丈夫でした。)母からは、
幼稚園生が、大学の本を読もうとしているようなものと言われました。
短歌も、まず十年、続けてみるつもりです。
2月17日(金)
この冬は、一度も黒いセーターを着なかったなと、振り返っています。
服装は、一人ひとりの自由にゆだねられていることが、不思議に思えます。
(校則の厳しい高校などの制服は、また違うかもしれません。)
2月15日(水)
短歌教室の日でした。2月1日締め切りで提出したものを、早速
一対一で添削指導をいただきました。嬉しかったのは、即詠といって、
その場で作って出す歌が、2つも出来たことです。文法的には、おかしい
かもしれませんが・・・。(文語、旧カナに挑戦しています。)ゆるやかに、
坂を上っていると言えそうです。午後は、先生をお囲みして、新年会でした。
自己紹介などもあり、かなり思い切って話しました。
2月14日(火)
聖バレンタインの日。朝、鳥のさえずり交わす声で、春を実感しました。
ぽかぽか陽気で、白梅も、咲き出しました。近くで見ると、意外に存在感が
あります。木や花の名前、鳥の名前を、もっと知りたくなりました。
2月10日(金)
今年は、冬が寒かったため、梅の開花が遅れているそうです。
我が家の庭でも、紅梅が1分咲きで、白梅は、まだ茶色の固い蕾です。
2輪ほど、白くほころび始めていました。
2月9日(木)
1日の短歌教室には、自分でも驚くほどの準備をして臨みました。
こんなに勉強家だったかしら?と・・・ところが、その反動が出て、1週間
遊んでしまいました。持続するのは、つくづく大変です。今日、やっと、
再開しました。いつの間にか、立春(4日)も過ぎて、遅い梅の便りが
聞かれるようになりました。
1月18日(水)
この頃、机に向かうのが楽しくなりました。短歌教室のテキストの
歌集の中の言葉を、古語辞典や電子辞書の広辞苑で調べて、ノートに
書き写したりしています。添削に出す歌を原稿用紙(200字詰め)に
清書するのも、心新たです。大学時代を思い出します。
ただ、自分の歌は、なかなか作れずにいます。先生からは、「内的衝動
が先」と教えられました。一方、「締め切りなどでエネルギーが出ることも」
とのこと。がんばろう・・・。