DIARY~その28~

2006年

  1月16日(月)
          10日は、ゲルギエフ指揮、マリンスキー歌劇場管弦楽団のコンサート
       を、風邪で行けなくなった友人の代わりに、聴いてきました。オール・ロシア・
       プログラムでした。チャイコフスキー・コンクール優勝の上原彩子さん(ピアノ)、
       諏訪内晶子さん(ヴァイオリン)をソリストに迎え、メインは、ラフマニノフの
       交響曲第2番でした。ゲルギエフとオケの第一印象は、飾り気のなさという
       ことでした。ストレートな、線の太い演奏です。プロコフィエフのヴァイオリン
       協奏曲第1番では、ソリストとオケの絶妙な対話も、感じさせました。
       ラフマニノフの熱く美しい響きは、素晴らしかったです。途中で、見たことの
       ないロシアの大河のイメージが心に浮かびました。

  1月14日(土)
          4日は、短歌入門講座の初日でした。感激とともに、無事スタート
       しました。でも、初心者であることに甘えていられるのは、ごく短い時間
       でしょう。いい歌を作れるようになりたい。そのためには、心が成長する
       ことが不可欠です。身の引き締まる思いです。厳しい道ではあるけれど、
       花も咲いていることを信じます。

  1月2日(月)
          新しい年を迎えました。皆様にとって、よき1年でありますように、
       お祈りいたします。私も、365日を大切に積み重ねて、目標に近づき
       たいと思います。大目標が、短歌の学び、中目標が、早寝早起き、
       小目標が、庭仕事です。もう、12時になります。お休みなさいZzz・・・。
       

2005年

  12月25日(日)
          最近、視点が大きく変わる経験をしました。冬至を過ぎ、早い時間
       から夜空にオリオンが昇るようになりました。オリオン座ベテルギウス、
       おおいぬ座シリウス、こいぬ座プロキオンの3つの明るい星を結んだ
       ほぼ正三角形を、「冬の大三角形」と言うそうです。今年初めて知り
       ました。言われてみれば、見間違えることもない、雄大な三角です。
       今までの私は、オリオンの三ツ星にシリウスをつなげて、見ていました。
       (シリウスは、スピカと並んで、好きな星です。)
       人生のことも、きっと、見方を変えれば、感謝で一杯になるのでしょう。

  12月22日(木)
          19日、20日の爆風スランプのコンサート(「45歳のフェス」)は、
       大成功だったようです。サンプラザ中野さんのホームページの掲示板
       で、怒涛のような、ファンの感動の書き込みを読んで、行けなかった
       私もハラハラドキドキさせてもらいました。また、新しいアルバムが
       出ますように!爆風は、私の元気の素です。中野さん、河合さん、
       和佐田さん、末吉さん、ありがとう!

  12月20日(火)
          この1ヶ月、ホームページの更新も、短歌も、休止状態でした。
       風邪っ気が抜けず、まいりました。ヨガのお当番や、食事会の会計
       (もう1年、早いものです)は、なんとかがんばれて、よかったのです
       が・・・。
          短歌は、じっくり考えてやっと作ったものに、似たような俳句がある
       ことを、インターネットで見つけました。類句・類想といって、分かった時
       には取り下げるのがルールだそうです。もっと個性的な発想を、求め
       られているようです。がっかりして、早くも、行き詰まりを感じています。
       「写生」の大切さを言われているので、もっと自分の目でものを見よう、
       心を開こうと思います。

  12月19日(月)
          爆風スランプのコンサート、開演時間を過ぎました。体調をくずして
       いて、残念ながら、行くことが出来ませんでした。メンバーの4人に、
       ごめんなさい、です。

  11月17日(木)
          おととい15日は、紀宮さまと黒田慶樹さんの結婚式が、和やかに
       挙げられました。皇籍を離れられ、一都民としての生活をお始めに
       なった、黒田清子さまの前途が、幸いでありますように祈ります。

  11月15日(火)
          『トロメライ』は、リンクもアクセスカウンタもない、内輪のページ
       としてスタートしましたが、本文中でリンクさせていただいたサイト
       の数が増えてきたこともあり、新たに”LINK”のページを作りました。

  11月14日(月)
          花の名前で検索すると、よく出てくるホームページがあります。
       『季節の花 300』 http://www.hana300.com/ です。
       ご存知とは思いますが、とても充実していて、参考になります。

  11月12日(土)
          待ちに待っていた短歌の添削が、返って来ました。
       初心者としては、まずまず、温かく迎えていただけたようです。
       短歌の世界の価値観を、身につけようと努力している段階です。
          今日は、家の門の近くで、藪柑子(やぶこうじ)のつぶらな
       赤い実を見つけました。ずっと前から植えられていたのに、
       知りませんでした。十両とも言うそうです。

  11月11日(金)
          昨夜から、急に寒くなってきました。洗いものをする手が、
       冷たいです。今日は、ストーブをつけました。体が慣れないと、
       風邪を引きそうです。

  11月8日(火)
          俳句歳時記には、「立冬(十一月七日ごろ)から、立春(二月
       四日ごろ)の前日までが冬。」*とありますが、今の季節の実感は、
       晩秋です。いちょう並木は、まだ青々としています。土地によっても、
       さまざまなのでしょう。
       
       *『合本 俳句歳時記 第三版 角川書店編』より

晩秋

DIARY~その27~

2005年

  11月7日(月)
          秋も少しずつ深まり、庭の小菊が咲き始めました。
        今日は、立冬です。
          4日には、ピアノの調律師さんが来てくださいました。
       ちょっと、間が空いてしまったので、知らない内に全体的
       に音が下がっていたようで、それで耳が慣れていました。
       見違えるようにきれいな響きになって、喜んでいます。
       帰られる時に、ちょうどカラスが鳴いて、「カラスの鳴き声
       は、一羽一羽違いますね。」とおっしゃったので、音に対して
       アバウトな私は、反省させられました。

  11月4日(金)
          もし、爆風スランプの曲を聞いてみようかな、という方が
       おられたら、アルバム”SINGLES(シングルス)”をお勧め
       したいと思います。私は、今日も、夕食の後のお皿洗いを
       しながら、ヘッドホンで聴いていて、幸福感でいっぱいに
       なりました。好きな歌がありすぎて、1曲選べと言われたら
       困ってしまいます。
          ヘッドホンは、軽くて着けているのが全然気にならない、
       ソニーの製品で、とてもいい音です。耳パッドが、ちゃんと、
       外界の音をシャットアウトしてくれます。

  11月2日(水)
          今日、短歌の入門講座に申し込みました。新しい歌を三つ
       しか作っていないのに、見切り発車です。ゆっくりした歩みに
       なるでしょうが、心から打ち込むことができそうに思います。
       一方、エクセル(表計算ソフト)の勉強は、断念しました。持ち
       合わせのエネルギー量が少ないので、分散したら、何も成し
       遂げられないと分かったからです。この朝のすがすがしさは、
       ずっと忘れないでしょう。

  10月28日(金)
          短歌の入門講座を受けようか、迷っています。「作って
       みなさい」と言われたときに、作れないのでは?と思うの
       です。「詩」の世界に憧れるだけで、翼は持っていないかも
       しれません。なんだか、新しい悩みが増えてしまいました。
       講座を受ける前に、最近の歌を十くらい、用意しておきたい
       です。もう少し、がんばってみよう!すべてのことに、時が
       あるのですから。

  10月21日(金)
          爆風スランプのコンサートですが、チケットぴあで特別
       先行予約が出来ると聞き、火曜日の夜、電話でチケットを
       手に入れました。抽選ではなかったです。今日、発券して
       きました。いい席です。情報って、大切だなと思います。
       アンテナを磨いておかなければ・・・。考えてみたら、
       ”Runner”の時は、私もまだ30代でした。17年前になります。
       青春の歌を歌う彼らに共感したのは、私自身、青春時代に
       やり残したことがあるということだったかもしれません。今は、
       歳だけとって、大人の振りをしています。

  10月18日(火)
          きのう、爆風スランプの再結成コンサート(12/19、20)の
       インターネット先行予約申し込みをしました。抽選です。本当は、
       2日通しで(違う内容なので)行きたいのですが、体力を考えて、
       19日のみにしました。”Runner”以来の、おばさんファンです。
       CDは、全部持っています。青春時代から、好きな歌手は、
       Janis Joplinとか、ユーミン、中島みゆきとかいましたが、
       それは、人から勧められて好きになったのでした。爆風は、
       自分で見つけてファンになったという点が違います。

  10月5日(水)
          おととい、あれこれ考えて、金木犀の短歌を作ることが
       できました。出来の悪い標本のような歌ですが、4年半もの
       間、作れなかった呪縛(じゅばく)が解けたような嬉しさを
       感じています。「詩的凝縮」のある歌を目指して、作っては
       捨てていきたいです。(捨てないで、日記にしまっておくかも
       しれません。)

  10月2日(日)
          今年も、また、金木犀(きんもくせい)が咲きました。短歌が
       作れたらいいのですが、漠然とした体験しかしていないらしく、
       まとまりません。先人の俳句から、二句。
          「行きすぎて金木犀は風の花」  木村敏男
          「金木犀ふりむく季節来てをりぬ」  森川光郎
          (『合本 俳句歳時記 第三版 角川書店編』より)

          10月に入って、5年ぶりの国勢調査があり、道路公団の
       民営化が実施されました。

  9月19日(月)
          昨夜は、月が昇って、9時過ぎの東の空に、大きな赤い星が見え
       ました。インターネットのプラネタリウムで調べたら、やはり火星でした。
       おうし座に位置していました。名月と火星の対比が、とても神秘的
       でした。”Stella Theater Web”~天文ソフト”Stella Theater
       Pro”(シェアウェア)の機能の一部をインターネット上で体験できる
       ものだそうです。

  9月18日(日)
          今日は、十五夜、中秋の名月です。芒(すすき)も、穂を出し始め、
       虫の音をバックに、ぽっかりと冴えた満月の光が照っています。
       風は涼しく、もうすっかり秋です。庭を歩くと、はっきりと影が出来て、
       月の明るさに驚かされます。猫を抱いた影法師を作って遊びました。

十五夜

DIARY~その26~

2005年

  9月16日(金)
          下取りに出したパソコンの買取金額を知らせるメールが、
       もう届きました。意外なほどのいい金額で、喜んで買取依頼を
       しました。ワイヤレス・キーボードの不調は、それほど減額に
       ならなかったようです。箱は、あったほうがいいようで、今度の
       パソコンのものはとっておくつもりです。なにはともあれ、新しい
       買い手が見つかって、大切にしてもらえるように祈っています。

  9月14日(水)
          11日の衆議院選挙は、自民党の圧倒的勝利で終わりました。
       私は、投票所を出たところで、初めて出口調査を受けました。これからの
       日本、間違いなく進んで行ってほしいです。

          新しいパソコン(Windows XP Home Edition,SP2)にも、
       順調に慣れてきました。なかなか使いやすいです。ディスプレイも、
       15型から17型になり、とても広く感じます。テレビは見られなくていい
       ので、富士通のショッピングサイトで構成を選んでの、カスタムメイド
       モデルです。
          今日は、下取りに出すパソコンを、ヤマト運輸の方が引き取りに
       来てくれました。データ完全消去(念のため、3回書き込みしました)、
       Windowsまでのリカバリ、付属品の確認、マウスの掃除と、この1週間、
       いろいろ忙しかったです。昨夜は、爆風スランプの”THE BLUE BUS
       BLUES”(アルバム、『ハイランダー』より)を聴いて、しんみりしました。

  9月6日(火)
          新しいパソコンを、買いました。明日10時に、セット
       アップサービスの方に来ていただくことになっています。
       これが、今までのパソコンからの、最後のホームページ
       更新です。2001年6月から、本当によく働いてくれた
       愛機でした。最近は、パワー不足が否めず、よくエラーを
       起こしていました。多分、下取りに出せると思いますので、
       少し気が楽です。ありがとう。元気でね。

  9月1日(木)
          心に響く短歌を、見つけました。尾崎左永子先生の
       作です。

       「わがひらく扉の向う暁(あかとき)の
        光ありとつねに信じつつ来し」

       『星座ー歌とことば』白露号 通巻第29号 2005年
       9月1日発行 (かまくら春秋社) より。
       いろいろな扉があるのでしょう。私も、今、未来への 
       扉を開こうとしているような気がします。

  8月29日(月)
          もし、高校生の年頃に戻ることができて、今から仕事が
       選べるとしたら・・・本を作る仕事がしたいと、憧れます。
       インターネット全盛の現代ですが、書籍の意義は、相変わ
       らず大きいと思います。いい本を手にした時の喜びは、胸が
       ふるえるようです。企画、編集、装丁、校正、製本、販売など
       の、出版の一分野に、関わってみたいです。そのためには、
       どんな勉強をしたらいいのか・・・この歳になると、もう遅い
       ですが、せめて、自分のホームページを1冊の本のように
       考えて、育てていきたいです。(著者も兼ねていますので、
       読んでいただける内容を書くのは、大変むずかしいです。)


  8月28日(日)
          これから、やってみたい趣味は、短歌か俳句です。
       どちらにするか、迷ってしまうのですが・・・。
          5年程前には、いくつか短歌(の真似事)を作ってみました。
       1つは、添削もしていただきました。「こんな風にお考へ下さい」
       と、書いて下さったお手本の、情報量の豊かさ、観察の確かさ、
       流麗な言葉のひびきと情感に、圧倒されてしまいました。指導を
       受けるならこの先生に、と決めましたが、一方で、自分は短歌
       には向いていないのでは、という気持ちも強く、新しい歌が作れ
       ずに今に至っています。感動することが、少なくなっているのかも
       しれません。
          父からは、俳句を勧められました。小さい頃からの私をよく知って
       いる人からの勧めなので、なおざりにはできません。
       短歌か俳句か、迷いは迷いとして、とにかく作ってみることが
       大切だと思っています。


  8月27日(土)
          おととい位から、つくつくぼうし(法師蝉)が大きく鳴き始め
       ました。季節は、確実に移り変わっていきます。夜の虫の音も、
       美しいです。リリリリと鳴いているのは、綴刺蟋蟀(つづれさせ
       こおろぎ)というそうです。(「合本 俳句歳時記 第三版 角川
       書店編」 より)。昔の人の生活と結びついた名前です。


  8月16日(火)
          和歌の歳時記のサイトを見つけました。「やまとうたblog」、
       おすすめです。ページの左上にサイト内検索があるので、「立秋」
       と検索してみて下さい。2005年8月7日の記事が表示され、
       蝉(せみ)についての、いろいろが書かれています。(源実朝の
       歌などが、紹介されています。)
          家から、今、聞こえる蝉の声は、蜩(ひぐらし)~かなかな、と
       鳴く~と、みんみん蝉です。行く夏を惜しむようです。

       (追記・・・2006年3月29日に、ブログ更新は終了されました。
       現在、『和歌歳時記』に引き継がれています。)

蝉の声

DIARY~その24~

2005年

  6月1日(水)
          今日も、1週間ぶりに、夕方の散歩に行きました。
       腕を振って、サッサッと、話すのがやっと位のスピードで
       歩くといいそうです。20分も歩いたら、かなりの運動量でした。
       先日のコースより、少し足を伸ばしました。出来たら、1日おき
       位には続けるといいそうです。楽しみながら、がんばろう♪!

  5月25日(水)
          今日は久しぶりに、30分程、夕方の散歩に行きました。
       ようやく、花粉のシーズンが終わったので・・・今年の花粉症は、
       大量飛散で、長くつらかったです。風薫る5月、息を吸い込むと、
       花の香りがしました。あじさいのつぼみも、ふくらんでいました。
          ホームページを更新できなかった間、いろいろなことがありました。
       JR西日本の尼崎脱線事故、中国の大規模な反日デモなど、心が
       痛みます。これからまた、少しずつ書いていけたらと思っています。

  3月10日(木)
          母が庭で、ふきのとうを摘んで来て、夕食にゆがいて
       いただきました。ホロッと苦く、春がぐんと身近になりました。

          今日は、東京大空襲60年の日です。海老名香葉子さん原作の
       アニメーション映画が、完成したそうです。見てみたいと思います。
       母から、戦争中の話を聞きました。

  2月24日(木)
          平成9年というと、1997年です。まだ、Windows 95の
       時代です。コンピューター関係の変化の速さを感じます。町の
       電器店で、今のパソコンを見てきたら、Pentium 4で、3.2G
       でした。とても、使いこなせそうにありません(^^;
       世の中、変わるものと、変わらないものがあって、よく見極めて
       いかないと・・・

  2月22日(火)
          いつの間にか、陽射しが明るくなり、冬のオーバーでは、
       季節外れのように感じられました。
          今日は、平成9年に新しく出た、角川書店の俳句歳時記を
       買ってきました。「雛祭り」の項目に、瀬戸内寂聴さんの句が
       ありましたので、引用します。
       「雛飾る手の数珠しばしはづしおき」

  2月21日(月)
          パソコンの買い替えも考えている、今日この頃です。
       本当は、次期OSのロングホーンが出てから(2006年予定)と
       思っていたのですが、それまで持ちそうもありません。Windows
       Meから一足飛びというのは、無理なのでしょうか。まだ、3年8ヶ月
       しか使っていないので、早いようにも思います。キーボード入力が
       不調で、今日は、プリンターまで、黄色のインクが出ない状態で、
       忍耐力を試されます。

  2月7日(月)
          ヨガを始めて、3ヶ月たちました。おとといは、鋤(すき)のポーズ
       が出来るようになりました。じゅうたんの上に、バスタオルを敷き
       ます。あおむけに寝て、手は下に伸ばして、足を揃えて床に直角に
       なるように上げます。腰を手で支えて曲げ、つま先を頭の方向に
       床につけます。
          私はまだ、床につける段階には行っていませんが、それでも、
       小学生が「鉄棒のさか上がりが出来た」時のように嬉しいです。
       翌日は、筋肉痛がして、これもヨガの効き目だと思い、これからも
       あせらず続けていきたいです。いい先生と仲間に恵まれたようです。

  2月1日(火)
          きっかけがあって、今までの人間関係を振り返ってみました。
       年賀状だけのお付き合いになっている方々も多く、せめて、
       簡単な近況報告をと思っても、「いい1年でありますように」と
       いう添え書きがやっと、というありさまです。でも、一緒に過ごした
       時間は貴重で、私にとっては宝物になっています。
       若かったなと思う失敗も、たくさんあります。その時点に戻って、
       やり直しができたら、いいですけれどね。
          もう、50年プラスアルファ、生きてきました。女性の平均寿命が、
       85歳の今では、まだ、折り返し点を曲がって、しばらく走った所です。
       これから先の見通しは、むずかしいですが、健康に、人や自然との
       あたたかい気持ちの交流を持って、と願っています。

  1月31日(月)
          きのう、イラク暫定国民議会選挙が行われました。
       テロの妨害の下、推定60%の高い投票率でした。本当に
       命がけです。イラク国民の、憲法制定、本格政府樹立を
       目指す、確実な第一歩でした。

  1月24日(月)
          「ハウルの動く城」の原作を、図書館で借りて読みました。
       予約は、市内の図書館の5冊を、20人待ちでした。(貸し出し
       期間は、2週間です。)原作は、終わり方が映画と大幅に違い
       ました。私には、この方が、納得できるかなと思いました。
       映画を、2度楽しめるし、おすすめです。
       ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作、西村醇子訳、「魔法使いハウルと
       火の悪魔  空中の城1」(徳間書店)

  1月13日(木)
          今日は、20日に出す、グループの会計報告のメモ16枚を、
       書き上げました。1週間の余裕です。父が教えてくれたのは、
       「少しずつノルマをこなしていくこと」でした。1日何件と決めて、
       意志を働かせてやっていけば、大きな仕事も片付きます。
       でも、私の性格は、集中して一度にやるほうです。両方を、うまく
       組み合わせていきたいと思います。

  1月10日(月)
          7日(金)に、パソコンの再セットアップ(リカバリ)をしました。
       Windows Updateは、22項目もあり、ネットも、ダイヤルアップから
       ADSLに切り替えるときに、少し試行錯誤しましたが、思ったより楽に
       終えることができました。ただ、ホームページビルダーで、ファイルの
       復元に失敗し、あきらめて、「トロメライ」を一時閉鎖してしまいました。
       次の日、疲れていない頭で取り組んだら、何とか復元することができ、
       プロバイダには、お手数をかけましたが、今日、再開しました。
       すぐ、あきらめたのは、軽率でした。私にとっては、行きつけの喫茶店と
       同じように、ホームページが憩いの場所になっているようです。また、
       つたないページを見てくださっている方々に、心より御礼申し上げます。

  1月6日(木)
          インドネシア・スマトラ島沖地震は、悲惨な被害が広がって
       います。犠牲者が、15万人を超えました。遺体の確認も、難しい
       そうです。復興に、世界の国々が立ち上がっています。一日も早く、
       悲しみから立ち直れますように。

  1月1日(土)
          あけましておめでとうございます。
       本年も、よろしくお願いいたします。新しい年が、
       よい1年でありますように。

初春

DIARY~その23~

2004年

  12月30日(木)
          紀宮さまのご婚約内定発表が、中越地震、高松宮妃のご逝去による
       2度の延期を経て、今日行われました。記者会見に臨んだお二人の、
       お互いに尊敬し信頼しあっていらっしゃるご様子が、とてもすがすが
       しかったです。紀宮さまが、今年の歌会始に詠まれた歌を、引用します。
       「またひとり見上げて笑まふつゆの間の ひとときの幸大き虹いづ」
       お幸せを祈ります。

  12月29日(水)
          雪が降りました。今は、冷たい雨に変わっているようですが、
       きれいな雪景色です。明日の朝は、道路が凍結するかもしれません。
       雪かきをしなければ。
          おととい、「まっとうに」生きると書いて、思い出すのは、鳥羽一郎
       さんの演歌「兄弟船」の、「たったひとりのおふくろさんに、楽な暮らしを
       させたくて」という歌詞です。ストレートに迫ってきます。こんな気持ちで
       成長してきた兄弟、素敵です。私は、反対に、母に心配をかけて
       ばかりいます。来年は、もっと親孝行が出来るようにしたいです。
       それから、遠い目標ですが、「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く」
       ようになりたいと思っています。

  12月27日(月)
          きのうは、インドネシアのスマトラ島沖でマグニチュード9の
       巨大地震が起こり、インド洋沿岸の各地にも、地震と津波で、
       1万2千人の死者が出たそうです。津波は、時速700キロの
       速さで、襲ったということです。津波警報のシステムが整備されて
       いなかったことも、被害を大きくしました。日本人観光客も、楽しい
       休暇が暗転してしまいました。恐ろしいです。いつ、何が起こるか、
       わかりません。いざという時に、後悔しなくてすむように、しっかり
       まっとうに生きていきたいと思います。

  12月26日(日)
          今年も、いよいよ、余すところ5日となりました。大掃除に、買出しに、
       忙しくなります。おせちも、少しは手伝いたいです。
          きのう、書いたことを見直してみると、私は、思い煩うことが多いなと
       思います。コンピューターウイルスでも、ハードディスクでもなかったわけ
       で、2~3日、すぐに対策をとらずに過ごしていました。
       相田みつをさんが、「いま、ここ」、「具体的に動いてみる」と書いて
       おられますが、そのとおりです。

  12月25日(土)
          このところ、パソコンが不調でした。キーボード入力(ワイヤレス)が
       出来なかったり、スタンバイを繰り返したり、挙句の果ては、「入力信号
       なし」の表示が出たり・・・コンピューターウイルスか、ハードディスクの
       不調か、いずれにしても、再セットアップしなければならないかと、憂鬱
       でした。それでも、取り扱い説明書を見て、ケーブルを抜き差ししたり、
       足元のハロゲンストーブを遠くに置いたりしたら、なんとか回復したよう
       です。ハロゲンストーブって、電波を発しているのでしょうか?原因は、
       よくわかりませんが、とにかくほっとしました。パソコンは、便利なのです
       が、時々、手に余るような気がします。

  12月24日(金)
          今日は、クリスマス・イブ。明日の朝、起きると、サンタさんが・・・
       というのは、昔の話になってしまいましたが、特別の夜であることは、
       変わりありません。今夜は、クリスマスの讃美歌を、母と歌って祝い
       ました。


12月18日(土)
          おとといは、参加しているグループの食事会がありました。
       フランス料理の、しゃれたレストランで、15名ほどが集まりました。
       私は、会計役をおおせつかっていて、一仕事でした。以前、経理の
       仕事をしていましたが、勤めを離れて数年たつので、なんでもないことが
       難儀に感じられて、まるでリハビリをしているようでした。それでもきのうは、
       郵便局に行き、ノートの整理もつき、1月に出す会計報告(大げさ?)の
       ひな形も作って、やれやれしました。
          なにかをこつこつやっていくことは、苦手な方です。でも、私にとって、
       (自分で選んだのではないですが)、経理の仕事の経験が、与えられた
       賜物で、大切に生かしていきたいと思うようになりました。

  12月13日(月)
          おとといは、TVドラマで、「にんげんだもの、相田みつを物語」を
       見ました。人生を、わかりやすい言葉で、独特の書であらわした人
       です。以前、銀座に美術館があって、見に行ったことがあります。
       (今は、丸の内の東京国際フォーラムに移転したそうです。)
       自伝も読んでいましたが、ドラマは、それ以上に見所がありました。
       奥さんとの出会い、プロデューサーとも言える、大学の友人との出会い、
       半生の指導者となった、禅宗の和尚さんとの出会い、元同僚との
       エピソード、戦争で死んだ二人の兄との絆、奥さんと母親との確執、
       みつをさんが身近になりました。
          とんねるず、の木梨憲武さんが主演されました。よき理解者で、極貧の中、
       彼を支えた奥さん役は、薬師丸ひろ子さんでした。黙々と仕事をしていた、
       刺繍職人の父親役が、小倉一郎さんでした。
       いいドラマを見ると、その中の人物たちの問題が、自分のことになって
       響いてきます。


  12月9日(木)
          おとといの夜、曽我ひとみさん一家は、佐渡で記者会見し、
       新しい生活を始められました。困難なこともあるでしょうが、
       家族そろって、土地に馴染んでいかれたら、と思います。
          一方、北朝鮮が、横田めぐみさんと松木薫さんの遺骨として
       提出してきたものは、DNA鑑定で、別人のものと判りました。
       このことに対して、経済制裁を、との声も多く聞かれます。
       私には、まだ、どちらとも言えません。考えながら、情勢を見て
       行きたいです。

  12月5日(日)
          きのう、何の気なしに、Googleで「トロメライ」を検索してみたら、
       私のホームページが、2番目に出てきました。「アクセスカウンタも
       リンクもない、内輪のページ」を考えているので、本当は、Google
       には相手にされないはずだったのです。なんだか、晴れがましくて、
       市民権を得たような嬉しさです。
          ただ、「トロメライ」は、あくまでもネコの言葉であって、正式な曲名は、
       「トロイメライ」です。宮沢賢治さんが罪作りなことをして、「トロメライ」と
       誤解している人も、多いようです。私は、微妙な言葉をホームページの
       題名にしてしまいました。でも、かわいくて、好きです。
     

  12月2日(木)
          明日は、友人のコーラスの発表会が、東京であるのですが、
       私は、風邪をひいて、行けなくなってしまいました。友達甲斐の
       ないことで、申し訳ないです。やっぱり、体が資本ですね。
       心と体の健康管理を、しっかりしていかなければ・・・
       CDを作る、とのことなので、あとで聴かせてもらうのを、楽しみに
       しています。

  11月30日(火)
          10月27日の日記に書いた、ナイト・ミルクを、やめることに
       しました。太ってきたのです。体脂肪率もアップしてしまいました。
       普通に、食事と間食をして、寝る前にプラス小さじ2杯の蜂蜜が、
       カロリーオーバーになってしまったようです。テレビの健康情報に
       振り回されるのもいけないなと、反省しました。全体のバランスを、
       よく考えたいです。おやつの飲み物として、3時に取る分には、
       問題なさそうです。

  11月29日(月)
          このイラストは、アンサンブルと名づけました。見ていると、
       私もまたアマチュア・オーケストラでバイオリンを弾きたくなります。
       あまり練習できないし、みんなの足をひっぱりそうなので、自粛して
       います。それにしても、クマは、恐い動物なのに、どうして熊さんと
       親しまれるのでしょうか。今年は、ずいぶん、ツキノワグマの事件が
       多かったです。
          あさってから、師走。いよいよ、押し詰まってきました。皆様、風邪に
       気をつけて、お過ごしください。疲れると、抵抗力が低下するらしく、
       私もちょっと風邪気味です。インフルエンザの予防注射は、11月初めに
       済ませました。暖かくして、栄養と休養を、しっかり取りたいと思います。

アンサンブル

DIARY~その14~


2003年

    7月15日(火)
          これらの鮮やかな句の後に、何を書けばいいのか・・・
       「自分の言葉で」と、励ましてくれた人がいます。
       凡庸な自分が、表現できるものは、限界があるけれど、
       一度かぎりの人生であることは、万人共通。

  7月6日(日)
           手元の俳句歳時記で、「虹」の欄を見てみました。(夏~天文)。
       「嘆きゐて虹濃き刻を逸したり」 橋本多佳子
       「虹消えて土管山なす辺に居たり」 石田波郷
       ・・・(合本 俳句歳時記 新版 角川書店編 より)。
       2つの句がそれぞれ描き出している世界に、うならされます。

  7月5日(土)
          雨上がりの虹、もう何年も見ていません。タイミングが合わないのか、
       自分に余裕がないのか。せめて、ホームページ上で、ということで・・・

DIARY~その12~

2003年

  4月26日(土)
          今日は午後、家族と種苗店に出かけました。いいお天気で、
       とてもにぎわっていました。
       ローズピンクのかわいい花の咲いているサボテンも、一鉢
       買いました。見たことのない種類のものです。
          帰ってから、日が暮れるまで、家庭菜園の植付けを楽しみました。
       トマト、ミニトマト、枝豆、きゅうり、ピーマン(緑、赤)、ゴーヤ、
       アシタバ、モロヘイヤ、バジル。あと、大根の種を蒔きました。

  4月25日(金)
          人と人が知り合うためには、話し合うことも大事ですが、
       一つの仕事に協同で取り組むことも、絆(きずな)だな、と
       思わされています。

  4月9日(水)
          先日の春の嵐にも負けず、桜は咲き残っています。
       今日から、セーターではなく、ブラウスとベストを着ました。
       配色をまちがえると、秋になってしまうので、気を使います。

          ヤンキース・松井秀喜選手の、満塁ホームランでの
       ニューヨークデビュー、すごいとしか言いようがありません。
       (4/8、本拠地開幕戦)。

  4月1日(火)
          イラク戦争について、考えがまとめられないうちに、
       4月になってしまいました。
       生きている間に、答えを出せるかどうか?

  3月10日(月)
          インターネットや、個人ホームページをやっていて、よかったと
       思えるのは、いつも時代の流れ(かなりの急流だと思います・・・)に
       棹さしているという、生き生き感が味わえることです。
       一つ一つ、選択し、リスクを負いながら、決定していかなければなりません。
       相当、沢山のことを学んだような気がします。

  2月4日(火)
          立春。俳句歳時記を見ると、今日、春が始まります。
       季節にそって、心が動くのは、日本的な感性と言えるのでしょうか。
       外国の人のことをよく知らないので、断言はできません。
       この頃考えさせられているのは、自分の言葉に責任を持つということです。